人間ドックに行ってきました
仕事場の人に誘われて、5年ぶりに人間ドックに行ってまいりました。
患者様には胃カメラをした方がいいと心の底から言っていました。わりと気軽に。
でも、私はしたことがなく、今回初めての試みでした。
時間が近づくにつれ、ドキドキしてきて、辞めたらよかったと後悔の嵐。
とうとう、その時間が来てしまい、オエオエとえずきながら地獄の時間が過ぎました。
患者様にもう2度と気軽に言ってはいけないと、すごく反省しました。
そして、最後に子宮がん検診。エコーは追加料金がいるとのことでしたが、まあめったに検査をしないだろうと、やってもらうことにしました。
先生は、子宮は…、左の卵巣は…、と色々説明しながら検査を進めていました。
そして、右ね、といい、説明はピタッとなくなり、何度も何度も丁寧に診ていました。
診察が終わり、説明していただきました。
右の卵巣は卵巣嚢腫か何か腫れている。消えるかもしれないけど、必ず診察に行ってくださいと。
分かりました。
まあ、まだその卵巣が何者かはわかりませんが、ショックと言うよりも、そっかあという感じでした。
えー、でもどこで手術しよー。どの先生がいいんかなぁ、他の病院の方が気を使わなくていいからいいかなあ。
やっぱりバチが当たったのかなぁ。
一般的にがん患者さんが、そう思い後悔する過程を通るのですが、まさにもうその状態になっている私がいました。
帰ってからもショックではないんだけど、何だかずーっと考えている気がする。
夫にはチラッと言ったけど、思った以上にショックそう。
子供達にも気軽に言おうと思ってたけど、なぜか言えなかった。
もしかして気にしてる?
いや、モヤモヤしている。
もし、悪かったら仕事どーしよー。
夫も私も仕事やめて、自由に暮らしたい。
でもそれでは夫の将来、子供達の将来に支障がでる可能性がある。
それは私の本意ではない。
子供達のために働き続けるべきか。
なんかそれも子供達の本意ではなさそう。
うちの子供達はみんな優しいから、好きにしていいよって言ってくれそう。
すごく色々考えてるなあ。
患者さんの気持ちは分かっているつもりでもほんとうの共感は出来ていない。
まだまだできないけど、この機会に自分の気持ちと向き合えるためにと、今の瞬間の気持ちを忘れないためと、今後の患者さんとか関わりのために、綴っていきます。